今日久しぶりに、振り返っていなかった彼との想い出を見ました。
やっぱりダメですね。
ボロボロ涙がこぼれました。
その時の会話や笑顔もいろいろ思い出します。
「あの時こうだったね」「こんなこと言ってたね」と彼に話しかけました。
そのあとに
「なんでいないんだよ!」と彼の写真を睨みました。
そんなこと言ってもしょうがないし返事も返ってこない。
文句を言いながらお線香をあげました。
分かりきっていることが辛いです。
想い出を振り返るたびに、彼を近くに感じられるのですが、それと同時に激しい悲しみが襲ってきます。
涙が止まりません。
泣いても仕方ないと犬くんに話しかけて、無理やり笑ったり大きな声を出しました。
余計に虚しくて悲しかったです。
泣いている私を、彼は見ているのでしょうか。
見ていて何もできないと苦しむのでしょうか。
”ごめん””ごめん”と隣で言っているのでしょうか。
ならば私は泣かないで毎日を過ごすべきなのでしょうか。
泣かないのも、彼を思い出さないのも、いやです。
彼をもっともっと頭に入れたい。
彼の声だったり、匂いだったり、体温だったりを思い出したい。
泣いて泣いて辛いけど、彼を思い出せない方が何倍もいやです。
覚えている間に、濃く記憶に止めたいです。
何年もずっとずっと覚えていられるように、少しでも記憶を掘り起こしていきたいです。