ずっとこれからも

大好きな婚約者が亡くなり、気持ちの整理と記録のために始めました。

久しぶり

 

久しぶりにブログを書きます。

久しぶりなのに、私のただの夢日記です。すみません。

 

 

夢を見ました

 

彼が出て来ました

 

彼は一度死んでしまって、病院で息を吹き返したような感じでした。

 

でも、実際には体はなくなっている状態。

なので、数日後にやはり亡くならなけでばいけないようでした。

 

生き返った彼は少しだけ時間をもらって、自由に過ごし、その後病院で亡くなるという契約の元に外に出ました。

 

よくわからないけど、彼が一回亡くなって生き返るまで、1ヶ月くらい期間があったようで、私は悲しいながら引越しの準備をしていました。

内見もしていない、どこかの一戸建てに住もうとしていました。

 

彼が「どこに引っ越すの?」と聞き

私は申し訳ない気持ちで「ここ」っと地図を見せていました

亡くなってすぐに引っ越すなんて裏切っている気持ちだったのです。

 

でも彼は、「いいとこじゃん!ネットは大丈夫なの?」など、楽しそうに笑ってくれました

その家の話をすると、彼は「へー、そうなんだー」と笑って聞いてくれていました

 

移動は車で、その引越し先の家の近くの2階建ての洋風の一軒家を貸し切って過ごしました

(近くなのになぜ行かなかったのか・・・謎)

 

特別何かをしたという記憶はないですが、常に穏やかだったと思います。

ご飯を食べたり、昼寝をしたり

 

何日経ったのかはわかりませんが、彼が約束の病院に行く日になりました

 

朝起きて、支度をして、2階の寝室から手を繋いで降りて行きました

 

下には教会のようなベンチがたくさん並んでいて、たくさんの人が暖かい目で見送ってくれていました。

 

話すわけでもなく、声をあげるわけでもなく、ただ、優しく微笑んで涙を流していました。

 

玄関を出てすぐに、私は彼の手を強く握って足を止めました

 

この家から出ると、彼がいってしまうことがわかっていたから、引き留めたかったのだと思います。

 

 

彼はそれを察して、笑顔で強く私の手を握り、前に引くように歩き出しました

 

その先には車があって、私と彼は後ろの席に座りました。

座席は布団のようにふかふかで乗り心地は良かったですが、天井が低くて少し屈んだ状態でした。

「乗り心地いいね、ちょっとアレだけど」

と彼は笑っていました。

車は走り出しました。

 

走っている道は、ヨーロッパの田舎のような雰囲気で、でも電柱や運動場などもあって、そこは日本っぽい感じでした。

 

車の窓から、引越し先の家が見えて、「あ、あの家だよ」と彼に伝えました

 

一人で住むには明らかに大きすぎる家で、洋風の屋敷に、庭に作業小屋みたいなものもあって、畑もありました。

 

「へーいいねー」という彼の笑顔で、夢は覚めました。

 

 

 

彼以外、知っている人は夢に出て来ませんでした。

 

 

この夢が、私の中で何かとても印象深くて、今日書きました。

 

こんなに穏やかな夢はなかった気がします。

彼はずっと優しく微笑んでくれて、とても優しく私に接してくれていました。

 

なんだかわからないけど

 

”見て良かった”っと思った夢でした