彼のお母様から
「一緒に仕事の話をしていたんですね。夫がどんな仕事をしているのを知っている奥さんは少ないですよ」と言っていただいて、
涙が止まりませんでした。
”夫”と言ってくれたこと
”奥さん”と言ってくれたこと
とても嬉しくて、それと同時にとても悲しくて
泣き続けました。
私は、正式に彼の妻にはなれませんでした、
でも、そんじょそこらの奥さんよりも
夫を愛していました
大切にしていました
夫に愛されていました
そう、私は思っています。
仕事の話も、悩み事も、いやなことも、
たくさん話しました。
喧嘩なんてしょっちゅうでした。
お互いわかって欲しくて
たくさん話しました。
だって19年です。
一緒に住んで19年です。
表面で19年なんて一緒にいられません。
なぜ壊されるのか、
世の中は理不尽ですね。
もう触れられないことはわかっているのに、
ふと横に腕を伸ばすと、そこにいてくれるような感覚に包まれて、
まだまだ受け入れられません。
会いたくてたまらないです。