ずっとこれからも

大好きな婚約者が亡くなり、気持ちの整理と記録のために始めました。

一周忌がいや

しばらくブログを更新していませんでした。

 

彼の一周忌が近づくにつれ、どんどん気持ちが落ちてしまって、何をする気も起きなくなってしまいました。

 

この約2ヶ月の間に、彼との夢も何度か見ました。

 

・時間制限があるデートをしている夢

あるデパートで、彼が私の服を選んでくれた

買うかどうか悩んでいるうちに、帰らなければいけない時間になってしまって、私は試着中だったから急いで脱ごうとしていた。

彼は先に車に行って待ってると行って駐車場に向かった。

でも私はなかなかその服を脱げなくて、脱げない状態で試着室からでて、出ながら服を抜いてハンガーにかけてた。

そんなモタモタしてたら彼が気になって戻ってきて、、、、

 

 

・大雪の中、旅行をして大変になった夢

友人達と旅行で、大雪になって

寒くて仕方ないけど、近くにお店も何も無くて。

やっと見つけたコンビニで少しだけ暖をとって、その後旅館についた。

でもなんだかずっと寒くて。

温泉にも入ったけど、やっぱり出ると寒かった。

 

なんだかそんな変な夢等等

 

 

一周忌なんて迎えたくない。

このまま、一周忌を迎えない日のループでいい。

嫌だ嫌だしか出てこなくて、それでも現実は進んでしまって。

 

何を考えることも嫌で

考えたくなくて

それでも考えないといけなくて

 

そんな苦痛がどんどん押し寄せる

 

現実なんて見たくない

でも見ないといけない

 

ずっと夢の中で、辛くても彼といる夢の中でいれたら

どれだけ良いんだろ

 

会いたいよ

 

声を聞きたい

匂いを感じたい

体温が恋しい

抱きしめて欲しい

 

頭と心がぐちゃぐちゃになりそう

 

分かってるけど、分かりたくない

 

さっき、物音がした

ガシャん!という結構大きな音

 

だから、何となく気持ちを書こうと思って書きました。

 

音は聞こえたけど、でもどの部屋を見ても、何か落ちたわけでもなく変わりは無い

犬くんも反応したのに

 

彼がいたのかな

 

いつでも来てね

ずっと待ってるよ

 

 

 

夢に見た彼

注)これは私のただの覚書です

 

今日、彼の夢を見ました。

 

二つ見たのでその二つを覚えている範囲で書きたいと思います。

 

 

一つ目は、ファンタジーの世界でした。

敵にボロボロにやられて、『もうどうしようもない』『このままだと全員終わってしまう』という状況でした。

 

そこで、もう満身創痍で歩けない彼が、無言で”元気玉”みたいなものを手の上に浮かべていて、私は目を見開いて驚いて、『何やってるの?』と震えながら言っていました。

 

彼は笑って「大丈夫。お前は逃げろ」と言って後ろからくる敵にその”元気玉”を投げて、私はどうしようもなくて後ろに走っていきました。

 

私の背後で、大爆発が起こりました。

 

 

二つ目は、比較的現実的な夢でした。

 

彼は、心臓病でもう長くはないと言うことがわかって生活をしている夢でした。

彼はキッチンで薬を飲んで、それを私はリビングで見ていて『そうか、もう、時間がないのか』とひっそりと泣いていました。

『いつかは仕方ない。だから、今の生活を大切に・・・』と、彼に表情を読み取られない様に、笑って話をしていました。

 

そんな中で、友人がテレビを見ていて『子育て』や『出産』などについてのニュースを見ていました。

私は辛くて辛くて、見たくなくて、なぜか洗濯をしようとしました。

ただその過ごしている家はなんだか特殊で、なぜが臨時的な洗濯機(電気が使えない時に使う様なヤツ)で必死に服を洗っていました。

 

私はなぜかキッチンで洗濯しようとしていて、でもそのキッチンもおかしくて、アイランドキッチンの様になっているけどその設備は全然使えなくて。

そしてまたなぜかその壁際には除湿機があって、その近くに洗濯機があるはずだったのになくてイライラして、でも脱衣所にもどこにも洗濯機がなくて。。。

そもそもなぜキッチンで洗濯をしようとしたのかも謎で;

 

私は、臨時の洗濯機の水が溢れて、それでも必死で蓋を閉めながら洗濯をしていました。

 

その後、友人が帰ると言って、彼と二人でお見送りに行かないとなったのですが、私の靴が玄関になくて、『たぶん裏口にあるから』といって彼に先に行っててもらったのですが、その後も私の靴は見つからず・・・・。

焦りながら靴を探して、やっと見つかっても、彼が出て行った玄関になぜか辿りつかず、『なんで!?』と必死で後を追おうとしていました。

ずっと『間に合わない!間に合わない!早く追いつかないと!』と焦っているところで目が覚めました。

 

 

夢占いをしてみたら、全体的にマイナスな内容のようでした。

 

まぁ、そりゃそうですよね。

 

いいイメージは全くありませんでしたから。

 

占い結果

『運勢の降下を暗示』

『後悔や罪の意識などを示す』

『深く反省したり後悔しながらも改善されず同じ過ちを繰り返したり気持が不安定』

『ココロに何か不安を抱えているよう』

 

などなど

 

 

目が覚めた時、本当にやるせない気持ちでいっぱいでした。

 

流石にもう彼がいないことはわかっていたつもりでした。

でも、目が覚めた時には『まだこれから先のことなんだ』『まだ起こっていることじゃないんだ』と自分を騙したいような気持ちになりました。

 

『そうじゃない』『違う違う』と思う気持ちと、『そっちが正解だよね』『今違うよね』という気持ちがぐちゃぐちゃになりました。

 

 

もうそろそろ一年が経つのに、私はまだまだ現実に追いつけていないのだなと痛感しました。

 

苦しくてどうしようもない思いが込み上げてきます。

 

仕方ない、仕方ない。

 

 

ひな祭り

今日はお雛様の日ですね。

そう女の子の日。

 

母が、お雛様のポストカードを送ってきました。

 

ボタンを押すと、お雛様の曲とぼんぼりがピカピカ光る様なものでした。

 

久しぶりにひな祭りらしい時がこの家で流れました。

まぁ、そのハガキだけなのですが;

それ以外は変わらずお酒を飲むだけの夜です。

 

昔は、実家で雛あられを食べたりちらし寿司を食べたりと、楽しいパーティーをしていました。

雛人形を飾るのに、家族みんなでワイワイやっていました。乱暴に扱うと、首が取れてしまったり、飾りが一つ足りなかったり、左右どちらがわからなくて、お雛様の歌を歌ったり。

雛人形とは別に、その時に一緒に飾る市松人形があって、私はその子が大好きで妹の様に話しかけていました。

当時2歳くらいだと思いますが、人形にご飯を食べさせようとして、ほっぺに米粒をつけてしまって、少し後に気がついた母がそれを取ろうとして塗料がはげてしまいました。

 

今でもその人形の頬は塗料がはげていて、見るたびに母に言われます。

 

そういえば彼とひな祭りらしいことはしたことはなかった気がします。

 

『ひな祭りだから女の子の日だよー!だから今日は一本追加で!』と言って飲んでいたことはあります。

ひたすらに私の記憶は”酒”ですね;

 

笑いながら『飲み過ぎんなよ〜』と言ってくれた彼が大好きでした。

 

飲んで酔っ払って、抱きついて、そしたら頭を撫でてくれて。

あの大きな手も大好きでした。

 

ピアノ弾きだった彼の手は、ラフマニノフくらい大きいんではないかと思うくらい大きな手で(それは流石に言い過ぎですが;;)、私の頭なんて帽子の様に包んでくれていました。

その手が大好きで、その手がないと眠れない時もありました。

眠れないでいると、何か勘付いたのか寝室に来て、頭を撫でてくれました。

(私と彼の仕事の関係上、同じ時間に寝ることができないことも良くありました)

 

懐かしい彼の手を思い出しながら、自分の手で自分の頭を撫でます。

虚しくなって終わるだけ。

鼻で笑って酒を飲むだけです。

 

ピアノが上手いくせに、恥ずかしがってあまり弾いてくれなかった。

恥ずかしいというか、俺なんてまだまだという感じでした。

 

ちゃんと聞きたかったなー。

 

 

 

しんどい時はしょうがない

 

 

たまに、

本当に苦しくて苦しくて、

でも死んじゃいけないし、耐えなきゃいけないし。

 

でも辛くて苦しくてどうしようもない時が来ます。

 

今まさにその時なのですが。

 

 

今までの記事でもそんな内容を書いたことはあると思います。

 

 

ほんと、なんなんだか。

 

 

『しんどい』『苦しい』なんてどんどん溢れ出てきます。

 

 

それをどうにかするのは私自身でしかない事もわかっています。

痛いくらいに。

わかっているからこそ、なお辛くなるし嫌になる。

これが負のスパイラルというのでしょうか。

 

 

頭の片隅には

『しっかりしなくちゃ』

でも、片一方では

『どうでもいいじゃんそんなの』

という押し問答の繰り返し。

 

自分が何を大事にしたいのかもわからなくなります。

 

でも、ただ一つ言えるのは、

”人のために生きたくはない”

 

私が生きているのは、”私の為”。

 

それ以外で生きていきたくはないです。

 

友人の言葉だったり両親の願いだったりなんて糞食らえです。

 

私は私のために。

 

彼を思い続けたかったら思い続けるし、

どこかで吹っ切れる時が来たなられはそれで新しく生きていこうと思うだろうし。

 

 

彼がいたあの時も、彼がいない今も、

私の信念は変わらずにいたい。

 

『私は私が信じた方へ』

 

そんな頑固な私を彼は好きでいてくれたから。

 

そんなことを書きながら、

私は彼を吹っ切れる事はできないんだろうなと、思いました。

 

 

話は大きく変わります、先日犬くんと大阪淀川に行ってきました。


天気はすごくよかったのですが、風がとても強かったです。。。

 

釣りをしている方もたくさんいらっしゃったのですが、チラッとみたところあまり釣れていない様でした;

私も、彼と一時期釣りにハマっていたので、なんだか懐かしいなーと思いながら眺めていました。

 

春先は釣れる時期と聞いた事があるので、今はとてもいい時なのかもしれないですね。

 

彼とは夏から秋にかけてしかいけなかったので、春にも行ってみたかったです。

 

帰り際に撮った写真を載せます。

なんだか、空に続きそうな階段に見えました。

 

このまま登れば彼に逢えそうな、待っていたら彼が降りてきてくれそうな、そんな感覚でしんみりしていたら、犬くんがそそくさと階段を降りていて慌てて後に続きました。

結構急な階段だったのに何故か果敢に進んでいました;(いつもは抱っこをせがむのですが)

 

いい加減しんみりする私をめんどくさく思っているのかもしれないですね(笑

 

今度はサンドイッチでも持ってピクニックしてみたいです。

犬くんが大人しくしてくれないのは覚悟の上ですが、何か楽しい事をしてみたくなりました。

 

彼の夢

彼に関する夢はちょこちょこみます。

 

彼が生きている夢。

彼が亡くなったのに戻ってきた夢。

彼が遠くに行ってしまったのに戻ってきてくれた夢。

彼が生きているけど、どうしても会えない夢。

 

多分、私の心情によって変わるのかな?

彼がいないことを受け入れようと思った時だったり、

そんなわけがない、いないのがおかしいと思った時だったり。

 

夢の状況は様々で、

楽しかったり、辛かったり、幸せだったりして、その後目が覚めます。

目が覚めた後はどんな夢でも共通で『いないんだな』と思って辛い気持ちと『逢えてよかった』という嬉しい気持ちの二つがぐちゃぐちゃになります。

 

最近は眠りが浅く、3,4時間で目が覚めることが多いです。

その後寝ようとしてもなかなか寝付けず、そのまま仕事開始の時間になってしまいます。

 

もう少しで一周忌になります。

今でもこれまでが夢であって欲しいと願います。

あの時に戻りたい。

 

もし亡くなることが回避できないのであれば、彼の声をもう一度聞きたい。

私の名前を呼んで欲しい。

 

寂しくて、昔彼が入れてくれた唯一の留守電をたまに聞きます。

 

『携帯の調子が悪いから繋がらないかも』という内容の留守電。

 

今も、ただそれだけだったらよかったのに。

 

 

大丈夫なわけあるか

よく、いろんな人に

『大丈夫?』と聞かれます。

 

 

ここでだけ、吐き出させてください。

 

大丈夫なわけあるか!!

19年間一緒にいた最愛の人だぞ!!

その人がいなくなって、大丈夫でいられる人間なんていないわ!!

大丈夫でいられるわけないだろ!!!!

 

もし私が”大丈夫じゃない”と言ったら、その人はどうしてくれるんだろう

私が大丈夫じゃなければ、どう助けてくれるんだろう

私が大丈夫じゃなくて、この家を、犬くんを、この日常を、誰が守ってくれるんでしょう

 

すごく捻くれてます

それはわかっています

みんな優しさで言ってくれているのはわかっています

でも、その言葉を聞くのは、辛いのです

 

もう、頼れる人はいないんです

私が何とかしないといけないんです

”無理”など言えるはずがないんです

 

”大丈夫”としか返せないその言葉が、嫌になります

 

 

少し違う話になりますが、大学の後輩の一人が、彼がいなくなったことで今でもかなり衝撃を受けていて抜け出せていない様です。

気持ちはわかります。

私もそうなんですから。

抜け出せるわけもないんです。

それでも何とか立っていなければいけない。

前など向かなくても、とりあえず立たなければいけない。

そんな気持ちで私は今います。

 

その後輩は、きっとどうしていいのかわからず、その気持ちを誰かに言う事もできずに塞ぎ込んでしまっているんだろうと思います。

とても彼のことを慕ってくれていたので。

 

きっととても辛いんだと思います。

 

私も支えられるのならば支えてあげたいです。

でも、なかなか難しい。

男と女という事もあると思いますし、私も上手に話を聞けないので。

 

なので、違う友人に”もし時間があるタイミングがあったら連絡をしてあげて欲しい”と電話しました。

何か話すきっかけは大事かなと私は思います。

人と話す事で、自分の気持ちを知れたり整理ができたりすると思います。

その後輩は近くに吐き出せる様な友達はいない様なので、お節介かとも思いましたが何か話すきっかけになればと思ってお願いをしてみました。

 

誰とどう話そうと、結局は自分でどうするのか。

それを決めるのは自分。

 

 

魔法使いの嫁 というアニメで、

『いつまで死んだやつに甘えているんだ』というセリフがありました。

主人を亡くした犬に向けたセリフです。

 

悲しみに暮れて荒れ狂ってしまうと彼のせいになってしまう。

今はまだ無理ですが、いつか甘えない様になれたらいいなと思います。

 

 

 

 

あの日の日の出

ふと、彼がいなくなってしまった日の

日の出を調べてみました。

 

4:49でした

 

彼が旅立ったとされる時間は5:00頃でした

 

 

日の出と一緒だったのかな

 

一緒に、日の出見たかったね

 

 

今日は何だか涙が止まらない日です

 

寂しくて仕方ないです